滄溟舎とは



滄溟舎とは


 滄溟舎(そうめいしゃ)は、東京都下で活動している創作グループです。前身の「赤色彗星アカデミア」から2007年12月の上映会を機に「滄溟舎」として再始動、おもに8mmフィルムによる短篇映像詩を紡いでいます。市井人として巷に息吹きながらも、常に美を想い、美に心寄せ、豊かで温かな感性をもち続けていたい――そんな思いで夢幻境に遊戯三昧中。小説や詩、戯曲などの文芸作品も習作しています。

 滄溟舎のおもな構成員は仙元浩平と山崎健二です。高校の同級生だった二人は、仙元が文化祭のためにつくった自主制作映画に山崎が出演したことをきっかけに知りあい、すぐに意気投合。以来、詩集を編んだり脚本を共作したり、仙元がニューヨーク滞在中にはニューヨークで同人誌を発行したりしながら、創作活動を続けてきました。最近では8mmフィルムの短篇映像制作にエネルギーを注いでいます。

 滄溟という語は平井功という夭逝した詩人の詩の中に見つけました。「滄溟」とは青々とした広い海=あおうなばらの意です。薄霧の中に打ち広がっている見わたす限りの海原に月の光が時間が止まったかのように静かに差している・・・そんなイメージを髣髴とさせるこの言葉を夢幻世界に遊ぶ私たちのグループ名に借用することにいたしました。

 滄溟舎では同人を募集しています。映像づくりに携わってみたい、映像や文字で何かを表現したいという方はお気軽にお問合せください。映像作品は年に数本制作し、何本かをまとめて上映会にて公開します。



作品の傾向

 ひそやかな詩情の泉――私たちがつねに立ち帰る創作の古郷です。ジャンルが何であれ、そこに詩が描かれていること、詩情豊かであること、それが滄溟舎の不変の命題です。自由な表現、あるいは己の美学のみを拠りどころとした様式を志向しながらも、できた作品にはただ詩的情緒が漂うばかり……あふれんばかりの詩情を湛えた作品であれば、テーマや表現のスタイルは何であってもかまわないと思っています。


なぜ8mmフィルムなのか

 学生時代は16mmフィルムで撮っていましたが、卒業後は長らくデジタルビデオの作品をつくってきました。それでもいつかフィルムで撮りたいという想いは抱き続けてきました。しかし16mmはあまりに高価で大掛かりになってしまい、私たちの手に負えません。それが何かのきっかけで8mmフィルムの存在に思いあたり、調べてみると機材は中古で入手可能、フィルムにいたっては新品が売られていることを知り、8mmフィルムの世界に遅ればせながら踏み入ったわけです。
 
 どうしてフィルムなのかといえば、ビデオとフィルムとではつくりかたが大きく異なります。書きだすと長くなってしまいますが、フィルムのほうが本来的な映画のつくりかたを強いられる気がします。またどうやら8mmフィルムには私たちが心惹かれてやまない詩的情緒がより如実に表現されるようです。これから先もしばらくは8mmフィルムがメインになりそうです。

 実際には、8mmで撮影しても編集はデジタルで行い、結局DVで上映しているのが滄溟舎の現状です。これはひとえに私たちの技術不足・工夫不足によるもので、今後の大きな課題です。



活動記録

2008年10月 第6回「ホームムービーの日」開催
2008年8月 『残焔』制作
2008年6月 『彼等』制作
2008年6月 『稚馴染』制作
2008年3月 『散華』制作
2008年3月 『風景』制作
2007年12月
ホームページ立上げ
2007年12月 上映会開催/滄溟舎が正式に発足
 上映作品:『帰郷』『暮秋』『瑠璃』『寂光』ほか
 招待作品・旧作
 会場:SALON byマーブルトロン(東京都杉並区)
 来場者数:約50名
2007年9月 『華厳』制作
2007年8月 『帰郷』制作
2007年7月 『瑠璃』制作
2007年4〜5月
『寂光』制作
2006年11〜12月 『暮秋』制作

機材


8mmフィルムカメラ:FUZICA Z-800, CANON 1014 XL-S
DVカメラ:SONY VX-2000
三脚:LIBEC T-68, VCT -970RM
8mmフィルム編集機:GOKO RM-8008, GOKO G-400, GOKO G-2002
8mmフィルム映写機:ELMO GS-1200, ELMO ST-600, フジカスコープSH9
テレシネプレイヤー:GOKO TC-20
編集ソフト:Adobe Premiere Pro
アフレコマイク:SHURE SM58
オーディオインターフェイス:Roland EDIROL UA-4FX
液晶プロジェクター:SANYO LP-Z5
etc…
 
  

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